Rimの家庭でできる「ゆる」モンテッソーリ子育て in Hawaii

ハワイでのワーママ子育て雑記。ハワイ生活、モンテッソーリ、発達心理学などのテーマも。

雑記:半年目のハワイ生活 前編

ハワイに住んでちょうど半年🌴

今回と次回はただの雑記です。

カリフォルニアからの引っ越し(国内なのに大陸間またぎ)はどうだったのか。

ハワイは正直、暮らしやすいのか暮らしにくいのか?

生活費はカリフォルニアとハワイ、どちらが高いのか?

もし興味があったら読んでみてください。

 

注意:今回色々ぶっちゃけていますので、ハワイのすべてが大好き、ハワイLove❤ という方は読まないほうが良いかもしれません😅

あと、私の生活がまったくキラキラしていませんのでそこもご注意下さい😂

 

※ すべてあくまで個人的な主観です。

 

 

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ハワイへの引っ越しは前々から考えていたのですが、今の会社が新しくハワイにオフィスを出したくて、私が行けるならこのタイミングで出すと言ってくれたので便乗することに。

ちょうど出産→帰国のタイミングと被ったので日本に一度行きましたが、なんとかハワイに引っ越して落ち着いてきたところです。

 

引っ越しのプロセスと費用

大陸間の引っ越しはいくつかやり方がありますが、うちが今回使ったのはU-Packという方法でした。

ウェブサイトで見積もりを出してもらい、予約。

 

この見積もり、タイミングと聞き方によって結構値段が変わったので、いいタイミングを待って一番安くなった時に予約しました。

予約した日にコンテナを家の敷地や駐車場に置いて行ってくれるので、コンテナに荷物を詰めて終わったら連絡。ピックアップに来てくれます。

 

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引っ越し前にかなり断捨離したこともあって、なんとか一つのコンテナにおさまりました。

・・・というか、コンテナ二つにして2倍の費用がかかると予算オーバーだったので、必死で一つに収めました😅

 

北カリフォルニアからオアフ島までの費用は$3800くらいでした(2019年)。

船便で、持って行ってもらってからハワイに着くまで2週間ほどかかります。

 

車はMatsonという所に頼んでハワイまで送ってもらいました。

調べた限りではここしかハワイに車を送ってくれなかったんです。

ここもウェブサイトで予約をとって、指定の日に港のMatson事務所まで車を持って行きます。車の中は完全に空にしなければいけませんでした。(ベビーカーのベースはOK)

 

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こちらも着くまでに2週間。費用は$1400でした。

 

ハワイに着いた後は、U-packは家までコンテナを運んできてくれるし、Matsonは自分でピックアップにいく形です。

会社からリロケーション費用が一部出たので良かったけど、ハワイへの引っ越しはやっぱり高い! っていうのが正直な感想です。

 

ハワイの暮らしやすさ

ハワイに半年住んでみて良いところ、いっぱいありました🙌

その中でも特筆すべきところをいくつか。

 

1:空気・水のキレイさ

これはもう、ありがたくてありがたくて毎日拝みたいくらい😂

 

私が住んでるところはアラモアナだから都会なんだけど、それでも日本やアメリカ本土で私が住んできた場所と全然違う。

普通に水道水飲めるのにもびっくりしたし、LAやベイエリアにあったような光化学スモッグもない。

 

これだけはこちらがどう頑張っても変えられる部分じゃないから、本当にありがたいです🙏

赤ちゃん連れて移住しても安心できる部分です。

 


2:景色と自然

これも変えられない部分だけど、綺麗な景色なんてすぐに飽きるのかな~、と思ってたんだけど、飽きません!

 

とくにコロナウイルスで自宅待機が始まってからあまり出かけられないときに窓から見える海、ヨット、緑、夕陽、空、すべてのキレイな景色に救われました。

毎日違う海の色、空の色。出かけて行って帰ってくるヨットの数。スタンドアップパドルの小さい人影。サーフボード持ってビーチに向かう人たち。魚釣りの人・・。見てて本当に飽きないです。

 

もちろん、実際出かけていっても綺麗なところばかり。仕事に出て行くだけでも空に虹が出ていたり。ありがたいです🙏

 


3:日本文化・日本食

私たちは夫婦で日本人だから、やっぱり行動も食べ物も日本式。日本のスーパーやマーケットが溢れていて嬉しい。レストランも日本のメニューが多いし、食ってやっぱりQOLに直結するんだな~、って思いました😅

 

食文化の他にも日本の文房具やさん、洋服やさん、本屋さんなどがあって、とくに本屋さんは娘のために日本語の本を調達できるのですごく嬉しい💕

日本人も多いのであまりマイノリティであると感じないのがハワイ。こんな経験は初めて。

 

あとありがたいのが、日本に近いこと! 飛行機7時間乗れば日本に着いちゃうなんて、夢のよう!

LAでも10時間くらいだからあまり変わらないと思いますか? その3時間が長いんです😩

 


4:意外と安い? 物価

これを書いたらびっくりされるかもしれないけど、私はハワイが物価が特別高いと感じることなくここまで暮らしました。

引っ越し元の物価によるんだろうけど、私は全米でも物価が一番高いと言われるベイエリアから引っ越してきたのでハワイに住んでから家賃も下がったし、車の保険なんて半額に減ったし、その他の生活費はあまり以前と変わらない感じ。

 

もちろん、買い物する場所にもよると思う。

ワイキキ内のお店とか、ホールフーズとか、ファーマーズマーケットとかで常に買い物をしてたら高いでしょう。

おしゃれなカフェに毎週通ったり、いいレストランで頻繁に食事をすれば生活費はそれだけかかると思います。

私はアメリカ生活が長すぎてあまりキラキラな場所に行く必要がなくなったので😅 生活は至ってシンプル。外食も週1度するかしないかだし。食料品店や生活用品店の広告で安くて良い物をチェックしながら暮らしてます。

 

ハワイが物価高いって言ったら、アメリカ全土高いよ。

あ、でもガソリンは本土よりは高いな!

 

 

5:ハワイの人の良さ

私がここ半年で出会ったハワイの人はどの人もちょっとのんびり屋さんで、とてもいい人が多いです。

中にはセカセカ・ギスギス・イライラな人もいるんでしょうが、あまりそういう人を見てない気がします。

やっぱり気候のせいとか、自然が豊かだからとか色々理由は考えられますが、私も性格的にのんびりなので気質は合ってると思う。

偏見だろうけど、LAやベイエリアの人はセカセカしてる人がけっこういた印象。

ここで育てたら娘ものんびーりな性格になる気がします🐳

 

 

と、全体的にはハワイの暮らしすごく気に入ってます😎

ただ、やっぱり暮らしていくと目に付いたり、感じたりするダメなとこ。いくつか挙げます。きっと日本から引っ越したのとは印象が違うと思いますが、どちらにせよ、個人の主観です👆

 

 

ハワイの暮らしにくさ

1: 四季がない

これ、もちろん来る前からわかってたんですが、四季がないのは私にとっては耐え難い時があります。カリフォルニアもハッキリした四季があったわけではないけど(二季くらいだったかな?)それでも冬はちゃんとある程度冷えたし、衣替えもしたし、メリハリがありました。

ずーっとずーっと同じような気温と天気が毎日続くと、飽きます。

もう半年で結構飽きました😥

確かに冬は雨が多いとかハワイにも多少違いはあるんですが、それだけです😅

四季がないということは、咲いてる花もだいたいいつも一緒だし、いる虫も一緒だし、「季節の足音」も感じない。季節のイベントもイマイチ違和感がある。夏が終わる寂しさもない、秋に初めてブーツを履いてコートを着るときのワクワクもない、春の訪れを感じて嬉しくなることもない。

ないものねだりですね。

 

夫も私も季節の晩秋から初冬が好きなので、これがいつか「ハワイ、もういいや」ってなる理由になるかもしれません。

 

 

2:野菜や肉・魚などがあまり良くない、乳製品・卵が高い

食生活や買い物の場所によっても違うのかもしれませんが、あまりホールフーズやDown to Earthやファーマーズマーケットでものを買わない我が家。

普通のスーパーに置いてある野菜は一部がハワイ産、でもほとんどが本土からの仕入れ品。となると、少し古いものや時間が経って品質が下がったものが結構置いてあるのです。とくに葉物野菜にそれを感じることが多いです。コロナ中はスーパーに頻繁に行けなかったので尚更大変でした。

 

コロナで閉まる前にファーマーズマーケットに行ったんですが、あまりに規模が小さくてびっくり。

カリフォルニアだとテーブルいっぱいに、山積みに野菜や果物が何種類もずーーっと続いて置いてあるイメージなんですが(私の住んでた地域はそうでした)、ハワイでいくつか行けたのは種類も少なくて、数もそんなに出していない感じ?

ちょこちょこ味見をしながら野菜や果物をポイポイ袋詰めにして、計ってもらって、おまけをもらって、両手いっぱいに野菜を抱えて帰る・・・っていうスタイルが確立しないのが寂しいです😥

ハワイは農家でやっていくのが難しいんだろうか。

 

あと、物価はそれほど高くないと上記しましたが、乳製品と卵は割高です。

うちは牛乳は飲まないけどヨーグルトとチーズを食べるので、結構な値上がり。

 

とはいえ、娘が乳製品アレルギーで、母乳出してる私も乳製品ダメと言われたので当分買わないかもしれないです。

 

 

3:貧富の差が大きい

 これはハワイに限ったことじゃなく、アメリカ全土なのでしょうが、オアフ島に限って言えば土地が狭いので貧富の差がとくに顕著な気がします。

私は仕事柄、クライエントさんのお宅に出向いてサービスを提供するので今までワイキキ、カカアコ、マキキ、マノア、パールシティ、ソルトレイク、ワイパフ、ワイピオ、カポレイ、ワヒワ、ワイアナエに行って働きました。

アーバンなホノルル地域を離れると、途端にのどかな雰囲気。そして地域によっては家はとても古く狭く、そこで大家族で暮らしている人たちが多いです。

 

新型コロナウィルスが流行る以前もホームレスの人たちはたくさんいたし、福祉も十分行き届いていないというのが現状みたいです。

これだけで暮らしにくい理由にはなりませんが、ワイキキ地域のピカピカの高層マンションの森を抜けて仕事に出るとなんとも切ない気分になります。

 

 

4:荷物が届かない

 これはもう、ディールブレーカー級の暮らしにくさですが、荷物は本当に届きません😭

日本からの荷物も遅いし、本土からの荷物も遅いし、大きい物はまず届けてもらえません。アマゾンやebayに依存気味の我が家にとっては相当な痛手。

普通の物で2週間、長くかかるものは2か月以上、注文したことを忘れた後に届きます😅

ハワイに物がないわけじゃないですが、やっぱり自分で選んだものを使いたいと思うと大変かもしれません。

 

 

5:トップレベルのものが少ない

 ティーンのクライエントを持ってから思うんですが、やっぱりハワイにはトップレベルのものが少ないです。主に医療、教育など。だから沢山のティーンが本土の大学を目指します。

私のそのクライエントも、頭のいい子はみんな本土の大学を目指し、ハワイ大学を滑り止めにする、と言っていました。

医療施設も専門機関もハワイにあるものは限られていて、あまり色んな分野での権威の先生はいないみたいです。やっぱりとても特殊な手術などは本土に行くのかも。

 

私も今後、もし二人目とかで不妊治療する場合や妊娠でまた癒着胎盤だった場合、ハワイにいていいのかちょっと不安が頭をよぎります。

 

あと、これは私の仕事上の話なんですが、名の通った学会もハワイにはめったに来ません。

ハワイだけのローカルな学会はやってるみたいですが、学会は大きな所へ行った方が絶対に勉強になる、と今までの経験でわかったので、ハワイで行くことはほぼ諦めています。

新型コロナが流行ってから学会もバーチャルになっているのが唯一の救い。

今年の心理学の学会はバーチャルで参加します👍

 

 

 色々文句を言いました😅

が、全体的にはハワイ暮らし、今の所とても楽しんでます!

 

暮らしにくさは何とか改善を目指したり意識を変えたりしてカバーできるものばかりなので、しばらく(飽きるまでかな?)ここに住もうと思います。

 

次回はカリフォルニアにホームシックを感じるものやハワイのお気に入りなど、書いていこうと思います。