Rimの家庭でできる「ゆる」モンテッソーリ子育て in Hawaii

ハワイでのワーママ子育て雑記。ハワイ生活、モンテッソーリ、RIEペアレンティング、発達心理学などのテーマも。

モンテッソーリの始め方

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モンテッソーリをやってみたいけど、何から始めればいいの?

初心者でも上手くできるかな?

お金がかかったり、準備が大変だったりする?

 

今回はそんな疑問に答えることができればいいなと思います。

 

これを読んでくださっている方の中にはモンテッソーリにすでに精通していたり、長年実践されている方もいるかもしれません。

 

でもこの記事ではモンテッソーリ初心者🔰(私もそうです🙌)のために、家でできるモンテッソーリの始め方について見ていこうと思います。

 

 

 

モンテッソーリの基礎知識を得る

始めるにしてもまず、基本のやり方を理解しなければなりません。モンテッソーリの基本的な考え方は割とシンプルなものです。ただ、すべてを一気に理解しようとすると時間もかかるし、家事・育児・仕事などに追われながら勉強するのは大変です。

なので初めは、すべてを理解したり覚えたりする必要はないと思います。

基礎的な考え方や哲学、手法などをまずは見てみてください。

 

自分が得意なインプットの方法、人によって違いますよね。

 

何でもいいと思います。モンテッソーリに関するコンテンツを見て、まずは

自分、子育てのパートナー、そして自分の子に合っているかどうか

自分の子育ての指針に沿うものかどうか

を判断してください。

 

私は始める前に「親が家庭で行うモンテッソーリ」というアメリカのウェブ授業を受講し、本をいくつか読みました(全ページは読んでません)。

何か月も何年も勉強したわけではないです。

でもそのくらいで、「まだわからないこともあるけど、とにかくやってみよう。壁に当たったらその時にもっと深く調べよう」

と思ってます。

 

モンテッソーリの本やコンテンツは、親向けにされたものと先生になる人向けにされたものの両方があります。

 

このブログの読者の方はほとんどがお父さん・お母さんだと思いますので、その場合は親向けに書かれたものから勉強することをおススメします。

先生になるためのコンテンツは情報量が多く、複雑で、理解するのに時間がかかるからです。

 

 

 

子供を注意深く観察する

モンテッソーリの基礎的なことがわかったら、次にすることは「我が子を観察すること」です。

 

「簡単簡単、毎日やってるし! 😙」

と、思うでしょ?

 

でもこの「観察する」という行為、意外と難しかったりします。

 

モンテッソーリでいう観察とは、

「子供のやっていることを科学者のように観察すること」

なのです。

 

科学者って・・・?

と、私も思いましたが、かみ砕くとこういうことだと思います。

 

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1.マルチタスクをしない

テレビを見ながらとか、スマホ片手にとかではなく、子供を観察することだけに集中します。

2.自分の感情や考えを挟まない

子供の行動の「良い・悪い」の判断をしたり、「もうそろそろ昼寝の時間だ」など目の前で起こっていること以外のことを考えないようにします。

3.口出し、手出し、修正をしない

子供がたとえ物事が上手くできなくても修正したり、口出し・手出しをせずにただ見守ります。

(ただし、子供が危険なことをしているときはもちろんすぐに止めさせます。)

4.多方面から見る

ただただぼーっと見守るのではなく、子供の視線はどこにあるのか、手はどういう動きをしているのか、体の向き、足の位置、表情など、子供の行為を様々な方向から観察します。

 

5.結論を導く

一定時間観察することを何度か練習したら、そこから気付くことがあると思います。

  • 今子供が集中してやっていたのはどんなこと?
  • どんな道具・物を使っていた? (おもちゃ・本・生活雑貨など)
  • 子供が繰り返してやっていた行為(例えば何かをひっぱる、たたく、おす、たおす、おとす、など)はあった?
  • 子供は誰かに助けを求めたりコミュニケーションを取っていた? それとも一人で黙々と遊んでいた?

 

これらの気付きがいくつかあれば、観察したことから結論を導くことができます。

結論を出すには、○○を埋めましょう😊

 

「うちの子はいま、OOを使ってOOをすることにハマっている!」

 

そしてその結論は、次の「環境の見直しと調整」にものすごーく役立つのです。

 

観察するときのアドバイスですが、子供が眠くなく、お腹が空いてない時にするのが一番です。眠かったりお腹が空いていると何かに集中することって難しいですからね。

 

もうひとつ。モンテッソーリ子育てをこれから長くやっていこうと思う場合は、子供を観察することを習慣化したほうがいいと思います。

 

子供の興味は移り変わりやすく、毎日色んなことを吸収して成長しているのでどんどん変わっていきます。

 

時間に余裕がある方は子供の観察メモをつけるのも良いですね。育児日記をつける感覚でいいと思います。

 

とはいえ、

「毎日忙しくてそんなに観察もしてられない・・・😞」

というお父さん・お母さんも多いと思います。

 

私も今はコロナウイルスの影響で家から仕事をしているので通勤時間の分を当てられていますが、そうでもなければ難しかったと思います。

 

毎日じゃなくても、または少しの時間でも、できるときでいいと思います。

我が子の新たな面を発見することを楽しむ気持ちでできればそれが一番ですね。

 

 

 

家の環境の見直しと調整

我が子を観察して興味のある行動がわかったら、次に取り組むのは環境の見直しと調整です。

環境を変える、といっても引っ越しをしたり山籠もりをするという意味ではありません😅

 

まずは子供が住んでいる今の家をみてみましょう。

 

ポイントはいくつかあります。

  • 子供が自由に(かつ安全に)移動できる空間があるか
  • 子供が一人で使えるもの(家具やおもちゃや道具など)があるか
  • 家の中は整理・整頓されているか(それぞれの物が特定の場所におかれているか)
  • 子供が使う家具・道具は今の子供のサイズに合っているか、また子供が自分で手の届く位置にあるか
  • 危険なもの(洗剤類、飲み込めるサイズのの小さなパーツ、刃物類、火器など)は子供の手の届かない場所にしまってあるか
  • 子供が今興味のある遊び、行為を十分にやらせてあげられるような教具があるか

など。

 

それぞれの部屋の工夫アイデアはまたいつか詳しく書こうと思いますが、上記の項目で「いいえ」と答えた部分があったら、そこが見直し・調整ポイントになります。

 

じゃあどうして、こういった環境の調整をする必要があるのか?

 

理由はいくつかあります。

 

ひとつ、子供の自立を促すため

たとえば、自分の手の届くところに靴入れがあれば、子供が自ら脱いだ靴をしまったり、靴を取って来て履く、という自立の第一歩になります。

 

ふたつ、モンテッソーリの「敏感期」に適応するため

敏感期についてはのちのち詳しく書きたいな、と思っています。

モンテッソーリには年齢によってある特定のスキルが身に付きやすいという考え方があります。

 

子供の今の年齢と敏感期に合わせた環境(教具や家具)を用意することで、それらのスキルアップを目指そう、ということですね。

 

みっつ、「枠組みの中での自由」を与えるため

モンテッソーリって何? 5分でわかるまとめ  でも書きましたが、子供の自由をなるべく尊重するのが大事な理念のひとつです。

 

安全な範囲で動いたり、好きな活動ができるための環境づくりをするのが目標です。

 

 

 

子供の自立のポイントを探り、働きかけていく

家の環境の調整は時間がかかると思います。だから、このステップが完全に終わっていなくても次のステップにすすむことはできます。

 

・・・というより、子供が成長するに従って環境も合わせて変えていくのが理想なので、モンテッソーリをやり続けていく限り、家の環境整備は常に少しずつしていく、くらいの心構えのほうがいいと思います。

 

さあ、モンテッソーリを始める際のステップの最後になりました。

 

ここでおさらいです。

モンテッソーリ子育ての目標は「子供がやりたいと思ったことをやりたいと思ったタイミングで、なるべく自分一人でできるようにサポートする」

でしたね。

 

ではその目標に向かって、親が環境を整えながらできることは子供の自立のポイントを探り、自立できるように働きかけていくことです。

具体的に言うと、

 

  • 日常生活に参加させる
  • 選択の機会を与える
  • 自分でできることは自分でさせる
  • 一人の人間・家族の一員として扱う

などです。

 

この項目に関しては具体例を交えながら改めて記事を書こうと思っていますので、詳細はその時に。

 

 

 

まとめ

 

今回はモンテッソーリの始め方を書きました。

私が始めてみて個人的に感じたことは、

モンテッソーリってLife Long (一生かかる)なんだろうな」

ということでした。

 

「永遠に成立しない」という悪い意味ではなく、子供の成長に合わせて環境を調整し、子供が新しいことをできるようになって、また別の挑戦を見つける度に、それをサポートして・・・という繰り返しで成り立っているんだろうな、ということです。

 

でもそれは、人の一生と同じこと。

 

我が子の興味のあることにとことん付き合って進んでいく先がどんな所なのか。どんな景色が見えるのか。

 

ちょっと楽しみじゃありませんか?

 

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